【山形県産お米】つや姫・精白米・10kg入 1998年(平成10年)に山形県が育成を開始し、2009年(平成21年)に山形県の奨励品種に採用した新品種である。
品種の特性として、稈長(稲の背丈)がコシヒカリより短く、耐倒伏性に優れ、栽培しやすい。
また、玄米は光沢があり、白未熟粒が少なく、高品質であり、炊飯米の外観と味が優れ、コシヒカリ以上の極良食味である。
つや姫は、1998年(平成10年)に、山形70号を母、東北164号を父として、山形県立農業試験場庄内支場(現山形県農業総合研究センター水田農業試験場)で交配が行われ、27粒を採種した。
その後、世代促進を行い、後代を選抜・育成し、2005年(平成17年)の雑種第9代に山形97号の地方番号を付与し、奨励品種決定調査等の各種試験に供試した。
2009年(平成21年)に山形県の奨励品種に採用され、つや姫と命名された。
出穂期、成熟期ともコシヒカリ並の、山形県では晩生に属する。
稈長はコシヒカリより短く、耐倒伏性はコシヒカリより強いやや強。
いもち病真性抵抗性遺伝子型は「Pii,Pik」と推定され、葉いもち抵抗性は強、穂いもち抵抗性は(強)、障害型耐冷性・穂発芽性はともに中である。
玄米千粒重はコシヒカリと同じ22g程度で、収量性はコシヒカリに優る。
外観品質は、光沢があり、白未熟粒の発生が少なく、コシヒカリを上回る。
収穫時期はコシヒカリと同じである。
(財)日本穀物検定協会の食味官能試験において、外観については「つやがある」、「粒がそろっている」など、味については「甘みがある」、「うまみがある」などの評価が得られている。
慶應義塾大学先端生命科学研究所の分析によると、旨味アミノ酸であるグルタミン酸とアスパラギン酸がコシヒカリより多く含まれている。
分光測色計による炊飯米の白色度はコシヒカリより高い。
炊飯米の物性はつや姫の炊飯米は表層の硬さの値が大きく、粒が崩れにくくしっかりしている。
炊飯米全体の物性も優れ、良好なバランス度が得られる。
(財)日本穀物検定協会におけるランキングでは、2008年(平成20年)産米、2009年(平成21年)産米とも、参考品種ながら特Aにランクした。
特に、2008年(平成20年)産は、同年の特Aランク21銘柄のうち最高評価を得た山梨 峡北のコシヒカリと並ぶ評価を得た。
※当店ではお客様からのご注文後に玄米を 精白米にし、「つきたて」のお米をお送り いたしますので発送まで2〜3日お時間を頂く 場合がございますのでご了承下さい。
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