もっと自然へ、もっと人へ、無罪とともに

無罪の構図 中村文雄 論創社BKSCPN_【高額商品】 タイギャク ジケン ト チシキジン ナカムラ,フミオ 発行年月：2009年04月 ページ数：411p サイズ：単行本 ISBN：9784846008321 中村文雄（ナカムラフミオ） 1931年南伊豆生まれ、56年国学院大学文学部史学科卒業、東北大学研究生を経て同大学文部教官、国土地理協会企画室長、川崎市立高校教諭、この間新日本文学学校研究科卒、神奈川県高校教科研究会歴史分科会長、全歴研常任理事など経験。

現在、日本文芸家協会会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1　大逆事件とはー講演会などから（明治史の中の大逆事件ー自由民権運動と天皇制のはざまで／大逆事件の時代背景／幸徳秋水と大逆事件ー「陳弁書」を中心に／菅野須賀子と日露戦争ー小説「絶交」から／菅野須賀子と文人弁護士平出修）／2　大逆事件と啄木、鴎外、漱石（石川啄木／森鴎外／夏目漱石）／3　大逆事件と同時代人たち（小泉三申（策太郎）の本領、そして決断ー反論的、実証的に／近代の肖像ー大石誠之助／獄中の禄亭（大石誠之助）／内山愚童の「判決書」にみる「愚童事件」／平沼騏一郎の大逆事件観／石川三四郎と大逆事件） フレーム・アップされた「大逆事件」の真相に多くの資料で迫り、関係者の小泉三申、石川三四郎、平沼騏一郎にふれ、同時代人の石川啄木、森鴎外、夏目漱石と「事件」との関連にも言及する労作。

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