栗生楽泉園入所者証言集(下) [ 谺雄二 ]

   

谺雄二 福岡安則 創土社 創土社クリュウ ラクセンエン ニュウショシャ ショウゲンシュウ コダマ,ユウジ フクオカ,ヤスノリ 発行年月:2009年08月 ページ数:477p サイズ:単行本 ISBN:9784789300834 証言3 人権闘争以後に入所したひとたちの語り(新良田教室二期生から社会復帰へ/死んだらここで日本の土になる/専門の眼科医がおらず失明に/半社会復帰訓練で「山村園芸」を/手足を悪化させた強制作業/入所していた兄を頼りに兵庫県から/園内のガスボンベの取付けを一手に引き受けて/一緒に入所した父親は、ここで亡くなった/晩秋の残り香ーわしは入所の必要はなかったんだ/予防法さえなかったら別の人生があった/堕胎させられた子の声がいまも耳元に残る/戦後の来日で発症して…/二十年余の社会復帰をへて再入所/療養所は、体裁のいい定住の地だね/予防法によってわたしの人生の多くが奪われた/労務外出で怪我をしたあとは、ここで時計屋を/消毒もされず一般病院で治療ができたなら/母のこと、弟のことを想うと…)/証言4 ハンセン病病歴者の生に伴走したひとたちの証言(激動の時代に分館職員として勤めて/看護婦として、配偶者として/楽泉園で准看護婦の職を全うして/看護助手として定年まで勤めた後も…/最新・ハンセン病基礎講座/全生園と楽泉園で基本科医師として過ごして/弁護士座談会ーハンセン病訴訟にかかわって) 国立ハンセン病療養所、群馬県草津温泉郷・栗生楽泉園でハンセン病隔離政策を生き抜いた51人の証言。

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